営業職は、最先端の医療機器を病院やクリニックに提案し、導入からフォローまで幅広く関わります。
転職を検討している方に向けて、医療機器営業がどのような一日を過ごしているのかを、実際のスケジュールに沿ってご紹介します。

8:30　出社・メールチェック

直行直帰が可能な会社もありますが、まずは本社や営業所に出社するケースも多く見られます。
メールや社内システムで納期、在庫、病院からの問い合わせを確認。
緊急のメンテナンス依頼や、医師からの追加オーダーが入ることもあり、朝から優先順位をつけて動くスピード感が求められます。

9:30〜12:00　病院やクリニックを訪問

午前は外来診療が始まる前の時間帯を狙って訪問。
新製品の紹介や導入機器の使用状況ヒアリング、手術室スタッフへの操作説明など、単なる商談にとどまらず「使ってもらえる」提案が欠かせません。
医師や臨床工学技士と一緒に手術に立ち会い、実際の使用感を確認することもあります。

12:00〜13:00　移動・ランチ

営業は移動が多い仕事です。車内で次の訪問先の資料を確認しながら簡単に昼食をとることも。
医療機関周辺には営業同士が集まる定番ランチスポットがあり、情報交換の場になることもあります。

13:00〜17:00　午後の商談・機器デモ

午後は手術や検査が落ち着く時間帯を狙い、病院の会議室や検査室でデモンストレーションを行います。
大型装置の場合は搬入や設置の日程調整、価格交渉、補助金やリース提案なども大切な業務。
製品知識だけでなく、医療制度や経済的な視点も必要とされます。

17:00〜18:30　帰社・報告・翌日の準備

直帰の場合は自宅でオンライン報告。営業所に戻る場合は、
・日報入力
・見積書作成
・翌日の訪問ルート確認
などを済ませます。
緊急対応の電話が入ることもあり、最後まで気が抜けません。

患者さんと直接接する機会は少なくても、自分が提案した機器が治療の一助になるという大きな達成感があります。
また、新製品の知識を常にアップデートできるため、学び続けたい方にはぴったり。
医師や看護師など多職種と連携し、信頼関係を築けるのも魅力です。

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