未経験から医療機器業界に転職した人の9割が知らなかったこと

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未経験から医療機器業界に転職した人の9割が知らなかったこと

医療機器の「営業」は“医者と話すだけ”じゃない

医療機器の「営業」は“医者と話すだけ”じゃない
多くの人が「医療機器営業」と聞くと、

「医師に製品を説明するだけ」
というイメージを持っています。

しかし実際はそれだけでなく、以下のような業務が含まれます。

手術室に立ち会い、製品の使用サポート

・医療機関との価格交渉、契約書作成

・病院内の複数部署との連携(ME室、看護部、経営層など)

・トラブル発生時の迅速な対応

特に外資系企業や治療機器(手術支援ロボット、心臓カテーテルなど)では、営業が「準医療従事者」に近い役割を担います。

医療業界特有の「入構ルール」と「手続き」がある 簡単には病院に入れない

未経験の方が驚くのが、営業で病院に行く際に必要な**「入構手続き」**の多さです。

・MR認定証やME講習修了証の提示

・各病院ごとの営業マン登録制度(業者コード)

・入構予約や担当者の事前許可

特に大学病院や基幹病院では、厳格な手続きが義務化されています。
これは医療事故や感染対策、インシデントの未然防止のためです。

「競合製品を知らないと話にならない」業界

自社製品の知識だけでは不十分
医療機器営業では、競合製品や治療の選択肢に対する知識が重要です。
理由は、医師からの質問が以下のように競合前提で来るからです。

・「このデバイス、〇〇社のとどう違うの?」
・「コストは高いけど効果は?」
・「最近××のガイドライン変わったよね?」

このため、日々の文献・学会・症例報告のチェックが不可欠です。
特に「循環器」「整形外科」「脳神経外科」などの専門領域では、ガイドラインや論文が製品選定に大きく関わります。

「転職後すぐ成果」は難しい。学習曲線が急勾配

最初の半年〜1年は「修業期間」
未経験での転職者が最も戸惑うのは、最初の半年で「即戦力」を求められない現実です。
医療機器の世界では、プロダクトの知識、医療現場のマナー、学会・論文の読み方など習得すべき内容が非常に多く、成果が出るまでに1〜2年かかることも珍しくありません。

・現場で活躍するには、営業スキルだけでなく、

・臨床的な理解

・学習継続力

専門職との信頼構築力
が求められます。

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